WUZIQI — 五目並べ
美しさ、それ自体が理由
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ルールと思考法

Connect6:1手番の2石を一組で考える

五目並べからConnect6に移ると、1手番で2石を続けて置く点が大きく変わります。2つの着点を攻めと守りにどう振り分けるか、黒の初手が1石だけなのはなぜか、石数の近さから公平性を判断できるのかを考えます。

概念図。つながった領域で2つの着点を一組として考える様子を表したもので、実際の対局図ではありません。
概念図。つながった領域で2つの着点を一組として考える様子を表したもので、実際の対局図ではありません。

自分の手番になり、置きたい場所は2つあるのに、1石目を置いてから2石目の行き先を考えていませんか。五目並べからConnect6(連六)に移ると、その習慣では方針を見失いやすくなります。1手番の2つの着点は一緒に選びます。自分の連なりをどう伸ばし、相手にどんな機会を残すかまで考えましょう。

手番と1石の着手を区別する

Connect6は五目並べに関連する独立したゲームです。黒が先手で、最初の手番だけ1石を置きます。続いて白が2石を置き、以後は黒と白が交互に、各手番で異なる空き交点に2石ずつ置きます。ここでいう手番は一方が行動を終えるまでを指し、石を1つ置くのは、その手番の中の1回の着手です。

勝利条件も覚え直しましょう。自分の石を縦、横、斜めの一直線に6石以上並べると勝ちです。ルールはSensei’s LibraryのConnect6の項目でも確認できます。手番の途中で勝利条件を満たした場合、対局はその時点で終わり、残りの1石を置く必要はありません。

慣れないうちは、候補となる2つの空点を紙に丸で示し、手番を終えた盤面を見てみましょう。2石で協力して1本の線を伸ばすことも、別々の領域に目を配ることもできます。1石目がよさそうに見えても、2石目を置き終えた局面に納得できるかを確かめてください。2石を一組として考えてから、実際に置きましょう。

2つの着点をひとつの選択として見る

自分には伸ばせる線があり、相手も別の方向に石を伸ばしているとします。候補Aは2石とも自分の線を伸ばす手、候補Bは先に相手の線に対処し、自分の線にも次につながる点を残す手です。比べるときは、各候補の2石を置き終えた後の危険を確かめ、次の手番でどこから続けられるかを見ます。目立つ1石だけを比べないようにしましょう。

候補ごとに「目の前の脅威に対処しながら、伸ばす方向を残す」といった目的を一文で書いてみてください。そのうえで、守りの着点は心配している線に本当に影響するか、伸ばす着点の近くには空点が残るかを一つずつ確かめます。2石目の役割が見つからなければ、まだ置かずに別の組み合わせを探しましょう。

まばらな抽象的な格子を上から見た図。注意が進める領域と守る領域に分かれており、再現可能な対局図ではありません。
概念図。同じ手番の中で、前進と守りの両方に目を向けられます。

特に、「まずここに置けば相手が防ぎ、そこで次をここに置く」と、2石の間に相手の手を挟んで考えないようにしましょう。あなたの手番中、1石目と2石目の間に相手は行動できません。1石目を置いた後に盤面を見直すことはできますが、相手が応じるのは、あなたの手番が終わってからです。想像上の相手の着手を取り除けば、2石の組み合わせが見えやすくなります。

相手が次の手番にできることを調べる

守るときは、相手のいちばん長い線だけを見ないようにしましょう。相手は通常、次の手番で2石を置けます。ひとつの空点を自分が占めても、別の線がまだ伸びるかもしれません。まず相手が6石を並べるために使えそうな空点を示し、自分の候補がどこを押さえられるかを確かめます。すぐに6石がそろう危険がなくても、相手が2石を置いた後にどんな圧力が残るかを見ておきましょう。

「脅威が2つある」と思ったら、まず重要な空点を共有しているか確かめてください。共有していれば、1つの守りの着点で両方の線に影響するかもしれません。別々の着点が必要なら、この手番の2石でそれぞれに対処できるかを見ます。両方を押さえたとしても盤面全体を見直し、見落とした6石の完成手がないか確認しましょう。脅威の数だけでは、攻守の結果は判断できません。

まず、この手番に1石または2石で自分が6石を並べられるかを調べます。そうした手がなく、最も差し迫った脅威を1つの着点で防げるなら、2石目を守りの補強に使う場合と、自分の線を伸ばす場合を比べましょう。それぞれ相手にどんな空点を残すでしょうか。これは条件付きの選び方です。1つの守りの着点では足りないと分かったら、2石の組み合わせを選び直してください。

2石を置き終えてから、相手に残す局面を見ましょう。

連なりを読むときは五目並べの感覚に頼りすぎない

五目並べでなじみのある活三(かつさん)や三三(さんさん)といった呼び方は、見るべき方向を示す手がかりにはなりますが、そのままConnect6の結論にはできません。ここでは6石以上を並べる必要があり、相手も通常の手番で2石を置けます。まずどちらの手番かを確かめ、今の手番に1石または2石で6石がそろうかを調べましょう。そろわなければ、できた線を双方の次の手番で引き続き検討します。

たとえば自分の手番で、自分の5石の線の端に使える空点があれば、そこを埋めて6石にした時点で対局は終わります。一方、両端が開いた5石の線が相手のもので、今は自分が守る手番なら、両端に加えて、相手が6石を並べられるほかの空点も調べ、この手番の着点を配分します。同じ形でも、手番がどちらにあるかで、今すべきことは変わります。

黒の初手が1石なら、公平と言えるのでしょうか

黒は最初の手番だけ1石を置き、その後は双方が交互に2石ずつ置きます。対局がまだ終わっていなければ、通常の2石の手番を終えた側は相手より石が1つ多くなり、相手が手番を終えると、その関係は逆転します。こうした進み方は先手と後手のバランスを考える出発点になりますが、石数が近いだけで双方の勝率が等しいとは言えません。

I-Chen Wuは2005年9月のConnect6大会提案書で、ルールの公平性について論じ、当時の実戦での観察も記録しています。この提案書が示すのは、当時のゲームバランスに関する判断です。そこに書かれたバランスについての主張を読む際も、著者の論証、当時の観察、ゲーム理論上の引き分けの証明は区別する必要があります。

2つの着点で攻守を考える練習

対局で試すなら、まず自分が2石を置く手番の局面を選びます。最初に、この手番に1石または2石で6石を並べられるかを調べ、できるなら勝ちにつながる手を優先します。できなければ、相手が次の手番に6石を並べる可能性を確かめ、最も差し迫った脅威を1つと、まだ伸ばす余地のある自分の線を1本探します。すぐには置かず、候補となる2つの着点を一緒に書き留めましょう。

次に、2石とも守る、2石とも自分の線を伸ばす、攻めと守りに1石ずつ使う、という3組を比べます。それぞれ2石を置き終えた盤面を思い浮かべ、相手が1石で直接6石をそろえる応手と、2石を組み合わせて6石をそろえる応手を確かめてください。守りだけの組に危険の見落としはないでしょうか。伸ばす組が残す空点は急所ではないでしょうか。攻守を分けた組の守りは十分でしょうか。見落としがあれば、2石の組み合わせごと修正します。

最後に1組を選び、2つの着点を同時に示して、「先にこの線に対処し、反対側に伸ばせる空点を残す」などと理由を一文で書きます。実際に置いた後は、相手が2石を置ける手番全体を通して、自分の判断を確かめましょう。次に自分の手番が来たら同じことを繰り返し、見落としがちな空点を記録してください。


読み終えたら、WUZIQI で一局どうぞ。