こんな瞬間に出会ったことがあるかもしれません。盤上ではただ五つの石がつながっただけで、勝敗はすでに決まっているのに、心の中ではこの名前はただ「五目」と呼ぶだけでは足りない気がするのです。連珠という二文字は、ルールを軽やかに語り、情景を深く語ります。それは五つの棋石から出発し、やがて光沢を帯びた一連の名へと育っていきました。
五石が線になるのはルール、珠を貫いて連なるのは想像です
五目並べのもっとも率直な名前は、その動作そのものに由来します。横・縦・斜めのいずれかの方向に、先に五つの石を一列に並べた者が勝つ。この命名は簡潔で、判決文のようです。初心者にも、卓上で手早くルールを説明する場面にも向いています。
しかし「連珠」には、もう一層の手触りがあります。珠は冷たく硬い石ころではなく、磨かれた丸みのあるものです。連も、ただ列に並ぶことではなく、糸が光の点を貫いていくように感じられます。美しいこと、それ自体が理由なのです。
1899年、黒岩涙香がその名を新聞に記しました
「連珠」が名称として正式に提案されたことは、一般に1899年までさかのぼります。日本連珠社の紹介によれば、記者・翻訳家・小説家であった黒岩涙香が、競技化された五目並べに「連珠」と名づけたとされています。
黒岩涙香は本名を周六といい、1862年に生まれ、1920年に没しました。1892年に『萬朝報』を創刊し、のちに「高山互楽」などの号で文章と棋芸の普及にも関わりました。虹有社による『連珠必勝法』の説明でも、1899年に『萬朝報』紙上で「聯珠」の名を発表したことが触れられています。
これは孤立した雅称ではありません。新聞は街角の遊びを公共の視野へと引き入れ、「置ければよい」という気軽な娯楽から、より近代的で洗練された競技の物語へと押し出しました。まず名前が変わり、その後にルールが真剣に見つめられるようになったのです。
名前が変わると、棋も軽やかになります
五目並べから連珠へ、違いは「規範化された」ことにあります
五目並べはとても自由でありえます。子どもが紙に升目を描き、友人が木の盤の前で石を置く。五つがつながれば、それだけで勝敗を決められます。その親しみやすさは、ルールの少なさから来ています。
一方で連珠は、この遊びの縁をあらためて整えるものに近いです。日本連珠社の説明では、連珠は五目並べを競技規則化した二人用の棋であり、黒白が交互に着手し、縦・横・斜めのいずれかの方向に五連を作れば勝ちとされています。単純さは残したまま、もはや緩やかなだけのものではなくなっています。
黒が強すぎるため、禁手が局面をより穏やかにします
五つを連ねるゲームには、古くからの問題があります。先手である黒の優位が明らかなことです。制限を設けなければ、黒は連続した脅威で白に防御を迫り、対局はすぐに一方的な追走になりがちです。
連珠の処理方法は、黒に禁手を設けることです。一般的には三三、四四、長連などが挙げられます。黒はあまりに強い特定の形で勝つことができず、場合によってはその手を打った時点で負けになります。白には同じ制限はありません。
十五路盤が、連珠に独自の呼吸を与えました
現代の連珠では、通常15路盤を用います。一般的な碁盤よりもコンパクトで、手描きの升目よりも安定しています。序盤が広すぎることはなく、中盤には十分に向きを変える余地があります。
この尺度はとても重要です。盤が小さすぎれば変化は押しつぶされ、盤が大きすぎれば五連の張力が薄まってしまいます。15路は節度ある一枚の紙のようで、攻防、罠、読み違いをちょうどよく受け止めます。
天元の近くに第一手を置くとき、棋はすぐには走り出さないように感じられます。まず静かに広がり、第二手、第三手が方向を決めるのを待ちます。この静けさは、連珠のルールと盤がともに磨き上げたものです。
よい対局は、まず呼吸できなければなりません
世界化の後、Renjuは共有できる名前になりました
20世紀後半になると、連珠はもはや日本語圏だけの名称ではなくなりました。日本連珠社の資料では、1988年に連珠世界連盟が設立され、1989年から世界選手権が開催されたとされています。こうしてRenjuは、言語を越えて交流する際のより安定した呼称になりました。
この道筋はとても興味深いものです。美的な意味合いを持つ漢字語が、まず新聞上で提案され、さらに規則化、組織化、国際大会を経て、世界の棋士が認識できる名前へと変わりました。それは温かな一面を失わず、同時に競技としての骨格も得たのです。
今日あらためて連珠を読むことは、磨かれた手仕事を読むことです
盤の前に戻ると、「連珠」は終点だけを見つめないよう私たちに促します。五連が勝敗線であることはもちろんですが、本当に見応えがあるのは、しばしばそれが現れる前の数手です。一つの活三が押さえられ、一つの冲四が力を借り、一見ふつうの防手が局面全体を狭くしていきます。
関連史料は、日本連珠社「連珠とは」、虹有社による『連珠必勝法』の紹介、日本国立国会図書館の黒岩涙香人物資料、そしてRenjuとGomokuの通史項目からさらに調べることができます。資料は声高ではありませんが、この名前が来た道を照らしてくれます。
次に開局するときは、天元の近くで少しゆっくりしてみてください。五つの石がどのように石から珠へ変わるのか、一条の線がどのように勝敗から余韻へ変わるのかを見てください。一局だけでかまいません。