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マナー・対局後の検討

連珠の対局後、検討のために対局室を離れる理由

自分の対局が終わっても、隣の盤ではまだ長い読みが続いているかもしれません。対局室内での検討禁止から専用スペースの使い方まで、話す場所と盤を並べ直す場所の境界を確認します。

イラスト:検討を別の空間へ移し、進行中の対局に必要な静けさを保ちます。
イラスト:検討を別の空間へ移し、進行中の対局に必要な静けさを保ちます。

あなたの対局が終わり、相手が棋譜を片づけている一方で、隣の盤ではまだ長考が続いています。先ほどの一手を並べ直そうと椅子を動かした瞬間、小声の会話が二つ先の卓まで届くかもしれません。このとき、まず考えるべきなのは場所です。対局室に進行中または中断中の対局が残っている限り、対局後の検討には明確な空間上の境界があります。

対象範囲を先に確認します

この記事で扱うのは、RIF国際選手権大会規則およびRIF一般規則が適用される、会場で対面実施される正式な連珠大会だけです。通信対局は対象としていません。また、これらの条項は、あらゆる娯楽目的の五目並べに共通する決まりではありません。実際の大会では、会場で告知される追加規定や審判の指示にも従ってください。以下では、規則上の要件と実践的な提案を明確に分けます。

RIF『国際連珠規則』のページには、この規則が1996年5月2日に採択され、1998年5月3日に一部修正されたと記されています。『国際選手権大会規則』は文書に記載された国際選手権大会を対象としており、この二つの文書が対局室内で守るべき行動の境界を示しています。

一局が終わっても対局室は試合中です

RIF一般規則第16条は、試合が進行中である場合、または一局もしくは複数の対局が中断中である場合、対局室内で検討してはならないと明確に定めています。判断の基準になるのは、目の前の一局が終わったかどうかではなく、部屋全体がまだ試合に使われているかどうかです。

したがって、自分の対局が終わって変わるのは、あなた自身の競技上の立場だけです。元の卓で石を並べ直して話す許可が生じるわけでも、まだ対局中の選手を検討に加えてよいという意味でもありません。室内に保護すべき対局が残っている限り、検討禁止の規定は引き続き有効です。

あなたの対局が終わっても、対局室の試合は終わっていません。

実際には、まず棋譜と持ち物を静かに片づけ、対局室の外へ出てから検討場所を確認するとよいでしょう。会場全体で静粛にする必要がなくなったか分からない場合は、空いている卓の数から自分で判断せず、審判やスタッフに尋ねるほうが確実です。

選手から観戦者へ立場が変わります

国際選手権大会規則2.2.1は、対局中の対局室を静かに保ち、会場を妨害から適切に隔離するよう定めています。観戦者の入室は認める一方で、選手を妨げてはならないともしています。自分の対局後に観戦者として残る場合でも、妨害してはならないという境界は変わりません。

規則2.2.4は、まだ対局中の選手についても定めています。選手は対局室内を歩いたり、ほかの対局を観戦したりできますが、データベース、インターネット、他者から外部の助言を受けてはならず、対局中に電子機器を使用することもできません。また、審判または指定された担当者の許可なく対局室を離れてはなりません。トイレ、飲み物、休憩場所への移動は大会が認める方法で行う必要がありますが、離室制限は常に盤の前に座り続けなければならないという意味ではありません。

観戦する側も、反対側の境界を守る必要があります。着手を示唆したり、形勢を評価したり、表情や身ぶりで判断を伝えたりしないでください。自分が終えた対局を見てもらうため、まだ試合中の参加者を誘うことも避けます。相手が競技時間を使っている間は、どのような形の助言も外部からの援助と見なされる可能性があります。

声をかけるのは双方の準備が整ってからです

ここからは実践上の提案です。相手が持ち物を片づけ、審判とのやり取りを終えるまで待ってから、「今、一緒に検討してもよいですか」と尋ねましょう。相手が先に休憩したい、飲み物を取りたい、次のラウンドに備えたいという場合は、話し合いを後にします。対局が終わったからといって、すぐに交流する義務が生じるわけではありません。

相手が検討に同意しても、元の卓に残ってよいとは限りません。まず、主催者が用意した検討室、休憩場所、その他の利用可能な空間を確認してください。スタッフから移動経路や使用区域を指定された場合は、その案内に従い、人の流れや対局卓の間で立ち止まらないようにします。

マナー上の判断は、誰かがすでに不快感を示したかどうかではなく、予測できる妨害を基準にします。椅子を引く音、石を集める音、声を抑えた議論でも、隣の卓まで届くことがあります。誰かに注意されるまで待つより、あらかじめ音を抑えるほうが適切です。

検討は声の届かない場所へ移します

静かに閉められる扉が一枚あるだけでも、感覚だけで距離を見積もるより確実です。会場に独立した検討室がある場合は、そこへ入ってから石を並べ、会話し、記録を確認してください。これは妨害を減らすための実践的な提案であり、RIFが建物の構造や一定の距離を義務づけているわけではありません。

対局室から隔てられた卓で、終了した連珠の対局を二人が検討している様子
イラスト:音を遮る場所へ移ってから棋譜を広げます。特定の大会や戦術局面を表したものではありません。

静かな廊下は短時間の待機には使えても、石を並べて検討する場所には向かないことがあります。廊下が対局室へ直接つながっていれば、ささやき声や足音が入口から室内へ伝わります。室内で会話が聞き取れるようなら、正式な検討場所まで移動するか、進行中または中断中の対局がなくなったことをスタッフが確認するまで待ってください。

関係する条項は、静けさを保つこと、妨害から隔離すること、選手を妨げないことを求めていますが、何メートル離れるべきかという一律の数値は定めていません。実際の場所は、音が室内へ届くか、通路をふさがないか、参加者がそこを通る必要があるかを見て選べます。入口を取り囲んだり、人が出入りする通路に棋譜を広げたりしないでください。

団体戦の例外はごく限定的です

国際選手権大会規則4.5は、世界団体選手権について限定的な例外を設けています。対局中の選手は、引き分けを提案するか、引き分けの提案を受け入れるかについて、チームキャプテンと相談できます。原則として英語を使用し、選手が英語を使えない場合には、審判がほかの言語の使用を許可できます。この承認の対象は、引き分けに関する判断だけです。

この例外は、キャプテンが局面を分析したり、着手を勧めたり、対局後のような検討を始めたりすることを認めてはいません。外部からの援助を制限する規則2.2.4は引き続き適用されます。チームメート、コーチ、すでに対局を終えた選手も、「戦略の相談」という名目で、まだ対局中の参加者を指導することはできません。

対局前に30秒ほど使い、検討場所と移動経路を確認しておくと安心です。対局後は双方の準備が整うのを待ち、静かに卓を離れ、隔てられた空間まで移動して、扉を静かに閉めてから石を並べましょう。場所を適切に選べば、対局室では静かな読みが続き、あなたたちも落ち着いて検討できます。


読み終えたら、WUZIQI で一局どうぞ。